るびのこと

るびのこと

名前の由来は「ルビをふる」のルビです。
ちょっとした手助け ” るび ” があればみんな大丈夫。

るびに来ているのは こういう子たちです。
ー見えにくい障害、発達障害ー

るびに来ているのは
こういう子たちです
ー見えにくい障害、発達障害ー

  • ストレスに弱い。過敏。
  • 気持ちを切り替えることが苦手。
  • 集団指示が通りにくい。直接伝えないと聞いていない。
  • 見通しを持ちにくい。次に何が起こるのか推測しにくいし、伝えても想像しにくい。
  • 「OK」「ダメ」しかわからず、「あとで」や「条件をつけてのOK」を受け入れにくい。
  • 注意が続かない。自分の興味のあるものにしか注意が向かない。

この子たちは次のような困難を持ちやすいです
ー主にコミュニケーション、友達との遊び面でー

この子たちは
次のような困難を
持ちやすいです

1次障害
自閉傾向・知的障害

ルールの理解が難しいので、支援なしで他の子どもと遊ぶのが苦手。
 

診断あり・るびの子どもの10%

ADHD

動き回り、乱暴で、他のお友達が引いてしまう。 本人が強ければ、相手に遊びを強要する。

診断あり・るびの子どもの10%

2次障害
  • うまく遊べない自分に気づいて自信をなくし、一緒に遊ぶことに 苦手意識がある。(80%)
  • 友達のやりたいことを感じ取れずに遊んでいるうち、イヤがられていじめられる。(90%)
  • 「イヤ」が言えず、我慢して合わせて遊んでいるうち、たかられたりする。(90%)
  • 不登校。(10%)
  • 精神的不調。(10%)

*カッコ内は、るびの子ども内での割合です

学年が上がると2次障害は深刻になっていく
ーしかも発達障害はわかりにくいー

学年が上がると2次障害は
深刻になっていく

るびを利用したことのある子ども50人について

約70%の子どもが障害があっても気づかれず、配慮なしで人と関わる可能性が高い。

療育手帳
スクロールできます
AB1B2なし
3人6人21人20人
障害がわかりやすいか
すぐわかる1日でわかる1か月つき合うと「?」と思うことがある
16人25人9人

どうすれば良い?

2次障害の影響を受けにくい演劇の中ならば、
楽にコミュニケーションの練習ができる

  • 台本があるので終わりまで見通しが立ちやすく、予想外のことが起こらない。
  • 音響や照明で場面が区切られていて、繰り返し練習するので見通しが立ちやすい。
  • 言うことも返事も決まっていて安心してやりとり出来る。

るびのリズム

平日は16:00〜19:00、土日は12:00〜18:00まで開所しています。
吹田市、伊丹市、西宮市、尼崎市、神戸市西区など遠方からの利用者が多いですが、平日16時に間に合わなくても問題なく参加できています。
カリキュラムの詳細や通所時間などご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。

月・水曜日の活動

16:00〜18:00演劇活動
– 公演に向けてチームでお芝居を作ります
18:00〜19:00自由遊び、舞台セット・小道具作成などスタッフ活動、宿題など
– 19時までに帰宅

火・金曜日の活動

16:00〜18:00初級コグトレ・コグトレ
– 学習の基礎となる認知力や集中力を高めます。ビジョントレーニングやSSTを含みます
18:00〜19:00自由遊び、宿題など
– 19時までに帰宅

木曜日の活動

16:00〜18:00フリーデイ
– ものづくりや季節のイベントなど、本人の興味に合わせた活動を行います
18:00〜19:00自由遊び、宿題など
– 19時までに帰宅

土曜日の活動

13:00〜15:00演劇活動
– 公演に向けてチームでお芝居を作ります
16:00〜18:00演劇活動
– 公演に向けてチームでお芝居を作ります

日曜日の活動

13:00〜15:00演劇活動
– 公演に向けてチームでお芝居を作ります
16:00〜18:00演劇活動
– 公演に向けてチームでお芝居を作ります

月・水曜日の活動

16:00〜18:00演劇活動
– 公演に向けてチームでお芝居を作ります
18:00〜19:00自由遊び、舞台セット・小道具作成などスタッフ活動、宿題など
– 19時までに帰宅

火・金曜日の活動

16:00〜18:00初級コグトレ・コグトレ
– 学習の基礎となる認知力や集中力を高めます。ビジョントレーニングやSSTを含みます
18:00〜19:00自由遊び、宿題など
– 19時までに帰宅

木曜日の活動

16:00〜18:00フリーデイ
– ものづくりや季節のイベントなど、本人の興味に合わせた活動を行います
18:00〜19:00自由遊び、宿題など
– 19時までに帰宅

土曜日の活動

13:00〜15:00演劇活動
– 公演に向けてチームでお芝居を作ります
16:00〜18:00演劇活動
– 公演に向けてチームでお芝居を作ります

日曜日の活動

13:00〜15:00演劇活動
– 公演に向けてチームでお芝居を作ります
16:00〜18:00演劇活動
– 公演に向けてチームでお芝居を作ります

令和6年度の年間予定

半年を1期として、今のメンバーに最も合った活動になるように、毎期、プログラムの見直しを行ってます。
演劇には役者はもちろん、企画、脚本、大道具など、いろいろな役職があります。
希望に合う役割を選んで参加します。

4月9期スタート 懇談会10月10期スタート
5月新人公演(ゴールデンウィーク中に開催)11月懇談会
6月 12月アトリエ公演(下旬)
7月 1月一人芝居「自画像」公演(下旬)
8月本公演(下旬)2月 
9月創作活動・アフターフォロー3月アトリエ公演(下旬)・アフターフォロー
4月9期スタート 懇談会
5月新人公演(ゴールデンウィーク中に開催)
6月 
7月 
8月本公演(下旬)
9月創作活動
アフターフォロー
10月10期スタート
11月懇談会
12月アトリエ公演(下旬)
1月一人芝居「自画像」公演(下旬)
2月
3月アトリエ公演(下旬)
アフターフォロー
  • 本公演は一般の観客を入れ、2日間2ステージの公演を行います。準備期間が長く、企画段階から子どもたちで作品作りを進めます。アトリエ公演は、本公演より準備期間の短い小規模な公演です。
  • アフターフォローとは、半年間の経験を実生活に生かせるように子どもたちにカウンセリングを行ったり、振り返りをしたりすることを指します。

スタッフ紹介

 似顔絵は、るびの子どもに描いてもらいました

大平正寿

20歳~30歳まで、障害児教育と演劇に別々に関わってきましたが、それを結び付けようと考えたのは40歳で特別支援学校の演劇部顧問になったときでした。

年に1度の公演を終えると、なぜかみんな姿勢がよくなり、声が大きくなります。毎年そうでした。その経験からるびを立ち上げ、4年が経ちました。

演劇療育の効果は様々に感じていますが、「相手にしっかり向き合えるようになる」点は、今も感じています。


児童発達支援管理責任者
介護福祉士
社会福祉士


岸田博子

るびが産声を上げた時からのメンバーです。4年目に入りました。

本年は、金曜日の『コグトレ学習』(認知機能のトレーニング)を毎週担当しています。

特別支援学校での勤務が長く、美術や相談業務を中心に活動してきました。るびでも、利用する子供たちのアフターフォローやカウンセリング、保護者様の相談に応じたり、懇談会での対応を中心に担当いたします。齢を重ね、下降気味の健康を維持しながら頑張ります。

岡田和音

中学1年の3学期から中学卒業まで不登校。その間に見た数々の演劇に魅了され、表現力とコミュニケーション力を専門に学ぶ学校へ入学。学校内演劇同好会の活動企画担当を務める傍ら、学校に行きにくい子どもたちの劇団Teenagers’Free Theater(通称TFT)に所属しました。その後関西国際大学教育学部を卒業し、同大学大学院で最新の障害児者教育と子ども福祉を学びながら、コミュニケーション能力を伸ばす演劇的活動のプログラムを研究していました。

好きなものはコミュニケーション多めのゲーム(人狼、TRPG、VRChat等)です。

るびには演劇経験があるスタッフが多くいます。 そのほかにも社会福祉士・精神保健福祉士・保育士・日本芸術療法学会会員や特別支援学校で長く勤務した者、 特定不能の広汎性発達障害を持つ子どもを育てた者などがいます。種々様々な特技を生かして子どもたちのケアにあたっています。

るびでは非常勤児童指導員を随時募集しております。お問合せフォームからご連絡ください。

施設情報

名称  放課後るび

種別  放課後等デイサービス

開設  2020年4月

定員  10名

所在地 兵庫県神戸市中央区北長狭通5-1-13
    ベルビ山手元町101