令和6年1月14日(日)に、第12回になる体験ワークショップを行いました。
今回は2名の体験希望の子どもと、3人のるびの子どもとで、2時間で即興劇を作りました。
新しく来た子どもはお芝居を作りながら、子どもたちの輪の中に徐々に「集まる」こと、お芝居や活動を通して「関わる」こと、お芝居の中で「相談する」ことが出来ました。
るびで経験を積んでいた子どもは、演劇づくりの中で、いつものチームで慣れた感覚からまわりの様子を見て今のチームに合わせて「行動を調整」したり、先輩らしく自分の出番まで「待って」あげたりと、ひとつ上の活動をしていました。
はじめて、新人と、経験のあるるびの子どもを混ぜてワークショップをしましたが、「はじめての人」と、「いつもしている人」の体験の仕方が違っていて興味深かったです。
この日、子どもたちが作ったお芝居は、魔法少女の家に伝わるタイムマシンを狙う悪い魔女と、そのタイムマシンに飛ばされてきた宇宙人の話でした。魔法少女が家に呼んだ演歌歌手が宇宙人を目撃したりとこだわりの設定が増えていき、上演時間の10分では収まらず、途中までを発表しました。「続きはいつ作るんですか?」と体験した子どもから声があって、楽しんでもらえたようです。
体験した新人2人は、3月公演に参加をすることになりました。
お芝居を作るメンバーが変わるたびに、チームのお芝居作りが変わります。新人たちが加わって、3月公演がどんなお芝居になっていくのか楽しみにしています。
次回は、令和6年3月20日に体験ワークショップを行います。これまでのワークショップについてはワークショップ実施報告をホームページ内に掲載しています。
毎回、いろいろな年齢、特性、障害種別の子どもが集まりますが、なぜか、必ずお芝居は出来あがります。
体験ワークショップで行っているのは、即興劇と言う演劇の一ジャンルの作り方で、特別なものではありません。年長さんから高校生までの幅広い子どもたちがその日に集まって、演劇づくりを楽しんで帰られています。
次回は3月20日に開催します。