アンケート集計結果
※1期にご利用のあった保護者様に対してアンケート調査のお願いをいたしました。下記の通り、12名の方からご回答をいただきました。
チェック項目 | はい | どちらでもない | いいえ | わからない | ご意見 | ||
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環境体制 | 1 | 子どもの活動等のスペースが十分に確保されているか | 9 | 3 | 少し手狭い部分を感じる。 素敵な空間だと思います。 利用者が多いと密になってしまう?? | ||
2 | 職員の配置数や専門性は適切であるか | 12 | 適切である。 どんな小さなことにも、ものすごく丁寧に答えてくださったり、適切にお答えいただいています。 | ||||
3 | 事業所の設備等は、バリアフリー化や配慮が適切になされているか | 6 | 3 | 2 | 1 | バリアフリー化はわかりません。 入口階段からの坂道は少しヒヤッとします。 | |
適切な支援 | 4 | 子どもと保護者のニーズや課題が客観的に分析された上で、個別の支援計画が作成されているか | 12 | 作成してもらっています。 保護者の小さな声も日頃の会話の中でも拾って下さり支援計画を作成していただいています。 | |||
5 | 活動プログラムが固定化しないよう工夫されているか | 10 | 1 | 1 | 演劇以外も様々な活動がある。 | ||
6 | 障がいのない子どもと活動する機会があるか | 6 | 1 | 5 | 機会はない。 | ||
保護者への説明 | 7 | 支援の内容、利用者負担等について丁寧な説明がなされたか | 12 | 説明してもらいました。 | |||
8 | 日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解ができているか | 10 | 1 | 1 | 面談の時に共通理解できていると思う。 迎えに行ったときに必ずと言っていいほどその日の活動の様子を伝えてくださいっています。 | ||
9 | 保護者に対して面談や、育児に関する助言等の支援が行われているか | 11 | 1 | 面談の時に支援してもらっている。 いつでも相談できやすい環境にあると思います。 | |||
10 | 父母の会の活動の支援や、保護者会等の開催等により保護者同士の連携が支援されているか | 12 | 保護者会で親交が深まった。 | ||||
11 | 子どもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知・説明し、苦情があった場合に迅速かつ適切に対応しているか | 10 | 2 | 苦情があったかどうかわからない。 | |||
12 | 子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮がなされているか | 11 | 1 | 配慮されていると思う。 | |||
13 | 定期的に会報やホームページ等で、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報や業務に関する自己評価の結果を子どもや保護者に対して発信しているか | 11 | 1 | ホームページ等で発信されていると思う。 手厚いと思います。 | |||
14 | 個人情報に十分注意しているか | 12 | 注意してもらっていると思う。 | ||||
非常時の対応 | 15 | 緊急時対応、防犯、感染症対応について対策し、保護者に周知・説明されているか | 9 | 1 | 2 | 説明はなかったように思う。 | |
16 | 非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出、その他必要な訓練が行われているか | 3 | 3 | 1 | 5 | 行われているかわからない。 | |
満足度 | 17 | 子どもは通所を楽しみにしているか | 12 | 楽しみにしています。 るびに行くのを心待ちにしています。るびに行くと本当に楽しそうにしているので見ていてうれしくなります。 | |||
18 | 事業所の支援に満足しているか | 11 | 回答なし1 たいへん満足しています。 満足しています。 | ||||
演劇活動 | 19 | るびの特色である演劇活動に手ごたえを感じているか | 10 | 2 | 感じています。 オープンから数か月ですが、小さいとは言え「自信」と言うものが少しずつついて来ているように感じます。 | ||
20 | 練習など、日常の活動のあり方は適切であるか | 11 | 1 | 練習を楽しみながら行っていたと思う。 | |||
21 | 発表会の持ち方は適切であるか | 11 | 1 | 人数制限、マスク等、対策はされていた。 | |||
22 | 子どもに対する支援は適切であるか | 11 | 1 | 子どもの意思を尊重してくれている感じがする。 | |||
要望ほか | ◉ | 対人関係の向上の取り組みを期待しています。 | |||||
◉ | 要望や意見というのは、今は特にありません。るびの先生方に出会ってから息子にとっても、私にとっても、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。先生が「できない事は見ません。できる所をのばしてもらいたいので」と言って下さった一言が私にとって忘れられず、それからずっとるびの先生方全員がそのような目で見守って下さっていることが本当にうれしいです。苦手なことが活動を通してできていっていると言うよりも、自然にるびにいるだけでどんどんと変わって(良い風に)いっている所がるびのすごいところだなと見ていて感じています。普通ならば、できないことや苦手な所は、できるようになる為に支援していることが目に見えてあると思いますがるびの先生は自然に…本人や親が気づかないうちに、日々のかかわりの中で子どもを成長させてくれるように思っています。とにかくるびは素晴らしい場所だと思います。 | ||||||
◉ | 勉強などをするスペースをもう少し分かりやすく仕切るとよいと思います。 | ||||||
◉ | 可能であれば障害児相談事業の事業所として登録し、るびに通う子以外も支援(相談)を広げる気があれば、おすすめしたいと思います。訪問支援事業もニーズがあると思います。日曜開所は、不登校の子どもの受け入れとしても良いかなと思います。個人的には日曜に研修がある時、利用できればありがたいです。土・日の午前からの開所は考えてはいないでしょうか? | ||||||
◉ | 子どもたちがそれぞれ自由に過ごせている。勉強したいときは指導してくれるし、いい距離感でスタッフの方が接してくれるので、児童館のような感じでいいと思います。そんな中で演劇発表会が近くなると、セリフを覚えたり、みんなで助け合ったり、緊張したりでメリハリがあっていいです。子どもはとても喜んで行きますし、お友達もできて楽しそうです。 | ||||||
◉ | 慣れてきて1人で坂道(ローソン)の下から行けるようになりました。楽しめているようです。お芝居するのおもしろい!皆で考えて合わせるのいいなっ…等の、次のステップへ進めるといいのにねーと親としては思いますが、それは本人のペースでそうなるのもそうならなくてもいいと考えています。あとは1人で電車に乗って通えるようになれば…と考えており、たとえば練習の間、職員の方が元町駅まで付きそうことは可能でしょうか…。 |
アンケートを受けて、るびより回答いたしました。
保護者アンテートによると、おおむね、るびの取り組みに満足をいただけているようでした。ですが、特に質問番号3、6、16に関しては疑問を持たれていらっしゃる方が多く、返答の必要がありました。また、他にもご要望とご意見があり、その点にもお答えさせていただきます。
- 子どもの活動等のスペースが十分に確保されているか
コロナがなければ許容できる範囲であると思われます。密になりやすい公演時に対策を徹底すること、常時の換気を徹底いたします。
- 事業所の設備等は、バリアフリー化や配慮が適切になされているか
るびは、室内が平坦で物が少ないこと、トイレに介助人が入れるスペースがあることの他には特に目立ったバリアフリー化は行っておりません。事業所の前には坂があり、また、入口は数段の階段を上る必要があります。
これは一見、配慮に欠ける点のように感じられますが、実は療育上の利点もございます。実生活の上では様々なバリアがあり、これを克服する練習に取り組む機会を過度なバリアフリー化は奪ってしまいます。るびは負担になりすぎない程度のバリアは残しておく方針をとっています。
実はスタッフに肢体不自由に詳しいスタッフがおり、万一、自助具やスロープの作成の必要があるときはすぐに作成できる体制がございます。また、安全に生活動作を介助し、訓練ができるスキルがございます。
バリアは身体的、物理的なものにはとどまりません。圧迫感があり入りにくいこと、騒音など多岐にわたります。そのあたりの理解もありますので、ご相談の上、対応をさせていただきます。
医療的ケアに関しては、介護福祉士が2名おり、最低限のことはできる体制ですが法令上認められておりませんのでお断りをしております。
3、障がいのない子どもと活動する機会があるか
インクルーシブ教育について推進する行政の方針を受けた項目かと思います。この質問表は厚労省がひな形として出しているものをつかいました。
障がい者差別解消を目指すインクルーシブは推進すべきですが、ただ、この質問の内容のような障がいのない子どもを連れてきて一緒に活動させればインクルーシブと言う考えは時代遅れで、間違っていると考えています。ですので、るびではこのような活動はいたしません。
多種多様な子どもたちが協力し合っている今のるびは、立派にインクルーシブだと考えます。
15、緊急時対応、防犯、感染症対応について対策し、保護者に周知・説明されているか
契約時に書面でお伝えするべきでした。取り急ぎ作成いたしますが、メール等にてお伝えしている内容について、あらためてまとめました。
コロナ対策…掃除、換気、消毒の徹底。来所時の検温、手洗い。所内でのマスク着用。特に注意が必要と思われるおやつの時間の指導を行い、密になりやすい公演時は座席の間隔を空けるようにしております。子ども・職員に発熱、体調不良があったときには即時関係のあるご家庭に連絡を行います。発熱の原因がわからない場合などはコロナの疑いがなくなるまで閉所します。
インフルエンザほか、通常の感染症対策…所属する学校園の規定によります。登校が出来るようになるまで、るびのご利用はお控えください。
地震、津波など…生田中学校、花隈公園が避難場所になります。年1回の避難訓練を行います。
台風など警報発令時…午前10時ごろ、開所・閉所の判断をして、メールにてご連絡いたします。
午後から晴れる予報の場合など、開所の判断をする場合がございますが、自宅付近が安全と判断されない場合、必ずお休みください。キャンセル扱いにはせず、キャンセル料をいただきません。また、今後の悪天候が予想される場合、警報が発令されていなくても閉所いたします。
防犯…マンションの防犯カメラが入口に、また、室内にも防犯カメラがございます。事務室に警察署緊急連絡先を掲示するようにいたします。
16、非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出、その他必要な訓練が行われているか
10月に、避難場所の花隈公園まで実際に避難をしました。
その他の要望、ご意見
◉対人関係の向上の取り組みを期待しています。
るびが最も重視している活動です。この半年で、子どもたちの遊びが変わったと思います。あるものを使って、自然に役割分担をして、自分たちのやりやすいように場を素早く整えられるようになりました。これからの発展を楽しみにしています。
◉勉強などをするスペースをもう少し分かりやすく仕切るとよいと思います。
主に、事務所のパソコンの机を使ってもらっています。一応ドアを閉められるのですが、おっしゃる通り、友だちが楽しそうに遊んでいる声でそわそわしています。設備的に限界があり難しいのですが、勉強に関してはるびとして取り組むべき点があるように感じています。実際に子どもが困っているのは、圧倒的に勉強であることが多いからです。メモの活用の仕方を教えたり、内容の視覚化を手伝ったり、見通しが持てるような説明をしたりすることで改善される場合があり、現在も逐次的に行っていますが、まだ、できることがあるかもしれません。個別に対応していきながら、今後を検討いたします(11月より施行的に学習支援を開始)。
◉障害児相談事業、訪問支援事業、日曜開所、午前開所
ご期待くださり、ありがとうございます。相談事業は現状、そこまで手を広げる余裕がございません。訪問支援はこの放課後等デイサービス事業が落ち着いたら、ぜひ、やりたいと思っています。日曜開所をいたしました。ご利用ください。午前からの開所は、コロナ前は考えておりました。エチュードとインプロの間に、子どもたちが連れ立って街に遊びに行ってくれたらと思っておりましたが、現状難しくなってしまいました。
◉自力通所、元町駅までの送迎
公共交通機関が使えることは、将来、卒業後の進路選択において非常に強みになります。るびへの通所のために10人近くの子どもが自力通所に向け練習をして、実際に通所しはじめました。保護者様のご支援のたまものです。るびは送迎がございませんが、自力通所の一助になればと、元町駅や地下鉄県庁前など、最寄り駅までの付き添いをさせていただきます。ぜひ、お声掛けください。
◉アレルギー一覧表
保護者様の評価表にはございませんでしたが、スタッフ間の話し合いの中で、子どものアレルギーをまとめたリストが必要との声がありましたので作成するようにいたします。
以上に合わせ、たくさんの感謝の言葉をいただきました。
スタッフ一同、誇りをもって職務に取り組むことが出来ます。ありがとうございました。