2023年8月公演、9月体験ワークショップが終了しました。
8月公演が終了しました。
本公演は144名のお客様にご覧いただきました。新聞を見ていらした方や、関係者からの紹介を受けていらした方、ホームページを見て東京から来て下さった方もいらっしゃいました。
大学研究者、メディア関係者も数名いらっしゃって、演劇療育について興味を持って下さったようです。
一番多かったのは、保護者様と、学校の先生でした。
学校の様子とは違う子どもの活動を見て、喜んだり、驚いたりしていただきました。
みなさま、この度はご来場いただき、ありがとうございました。
クーラーの故障などハプニングがある中でしたが、芝居の内容はどのチームも満足のいくものでした。打ち上げでも、自分のシーンを振り返って「よかった」と言ったり、「アンケートにこんなことが書いてあって良かった」と意見が上がりました。
8月公演は、6つのチームが作った、6つのお芝居が上演されました。
● 月曜チーム「暗闇の森」 …中学生たちが迷い込んだ館には奇妙な父娘が住んでいた。「娘の友達になってくれ」と娘を頼む父。それが事件のはじまりだった。
● 水曜チーム「温泉の魔~サメーロン撃滅~」 …海の平和を乱すサメーロンを探してタコヒーローがやってきたのは海底温泉。クセのある店員とお客、その正体は?
● 土曜13時チーム「飛行機の魔~逃亡者撃滅~」 …魔物の空港では、自動販売機が人を襲ったり、盗まれた大金が出てきたりと驚くことばかり。
● 土曜16時チーム「妖怪だらけの肝試し」作/りあ …妖怪たちが肝試しをしに学校へやってきた。怖いはずの妖怪が怖がっている心霊現象とは?
● 日曜13時チーム「楽しいお祭りややこしやサンバ」 …夏祭りでいたずらを繰り返す子どもを捕まえてみたら台風の子どもだった。遊び方を教えてやるうちに風が強くなってきて…。
● 日曜16時チーム …特殊部隊の訓練施設にやってきた、場違いなお嬢様。追い返そうにも追い返せない、この厄介ごとに振り回される隊長と副隊長。
9月は演劇活動をお休みして、ストーンペイント、竹細工などのクラフト系や、カードゲームやインプロなど、単発の演劇系の活動を行います。
半年をかけた8月公演後に一息ついてもらった後は、10月から、12月公演、1月一人芝居の練習がはじまります。
9月ワークショップ後に、新しく加わるメンバーと、楽しく、時々、しんどい思いもしながらお芝居を作っていきます。
9月体験ワークショップが終了しました。
今回のワークショップ参加者は2人と少なかったですが、2人芝居で、一本のまとまったお芝居を作りあげました。
即興劇は3~4人で作ると楽です。2人だけでストーリーを組み上げるのはかなりの技量を求められるのですが、中2男子、小2女子の2人だけのやりとりで、水族館を巡るお話が最後までできました。お互いに、相手の進めた話に自分の話をのせることが出来ていて、それが出来ていたことでお話を完成できたのだと思います。
出来たストーリーは、発明家の女の子が、水族館のクジラにいろいろな能力をあたえるエサを作り、そのエサをネズミに与えてみると、思わぬ効果が表れて…、と言う話でした。
発表後、今日の感想を聞くと「どのシーンが良かったと言うより、アイデアが形に出来たことが良かった」とのことでした。
次のワークショップは2024年1月、3月になります。
見学は適宜受け付けていますが、演劇と言う、なじみのない活動に見通しを持てないまま参加するのがしんどい子どももいます。そのような場合は、ワークショップからご参加ください。
単純に、演劇の楽しさを感じに来ていただくのも大歓迎です。