2020年1月・体験ワークショップ実施報告

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3日間のワークショップが無事終了しました。

 ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。放課後るびは、無事、令和2年1月のワークショップを終えることができました。
 ワークショップでは即興劇を作りました。役者の個性があいまって芝居ができていくため、主宰している私にも1時間の練習の後、どんな舞台ができるのかわかりません。終わってみればこんな舞台になりました。

 

 1日目の芝居は、ハンマー、剣、銃で戦う3人が水族館で暴れているところからはじまりました。遠巻きに見るお客さんと水族館館長のところへそのうちの1人がやってきて「人質になれ」と言います。上手にあしらわれて、結局、銃の弾が大水槽に当たってみんな流され、幕になりました。

 2日目は、劇場には必ずある「ハコウマ」を作りました。つまりは木の箱なんですが、かさ上げに使ったりするのでサイズが揃っていないといけません。苦手な子が多い活動ですが、時間内にサイズを揃えて仕上げることができました。

 3日目の芝居は、月に不時着した宇宙船が舞台でした。迷い込んで乗っていた少年と修理ロボットが取り残されていたところへ、事故調査員がやってきます。正規の客でないと分かり救助できないと告げたとき、突然月に住む魔王が現れ3人に「しもべになれ」と言い出します。魔王にはしもべがいないので、月に町を作り、しもべを増やしたいのだと言います。無理を言う魔王に困った3人が地球へ一緒に行くことを提案すると、魔王が宇宙船を直して出発、と言ったストーリーになりました。

 

 子どもたちは1時間の練習中、意見を言ったり、相手の芝居を受けたり、お話を進めるうえでの役割をとったりと、自分たちで芝居を作ります。私は、流れの悪いところの交通整理をする係です。

 この、芝居が立ち上がる時間は何度関わっても不思議です。1時間前までなかったものがあって、それは自分も関わったのですが、まったく想像していなかったものができているのですから。

 そう言った不思議さを、演劇の魅力を、みなさんも感じていただけたでしょうか。

 放課後るびは4月開所に向けて準備を続けております
 また、みなさんと演劇で遊べることを楽しみにしております。

 

 

 


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