2024年8月公演が終わりました。

 台風接近の予報がありましたが、無事に全公演を終え、今年は163人の観客にご来場いただけました。

 昨年に引き続き、お越しいただいた方もいらっしゃいました。ありがとうございました。

 夏の本公演は、6チームあるるびの公演チームが、それぞれ2公演を行います。子どもたちは2週間をかけて、全12公演を演じました。今年で5回目ですので、自分たちで企画から進める夏の公演を見守るスタッフにも「なんとか出来るだろう」と余裕がありました。

 観劇後のアンケートの内容も、「自分たちでお芝居を作るなんてすごい」「助け合っていてよかった」と言う内容だけでなく、「アンケートで指摘した部分を2回目の公演では修正していた」「演技がより大きくなっていた」など、より進んだ内容が書かれていました。

 子どもたちが終演後にアンケートを気にするようになり、演出を務める子どもがその指摘を改善する案を出して指示を出して練習をするなど、練習の仕方がより洗練されてきたからだと思います。

 スタッフからも、あまり言いすぎない程度には指摘をするのですが、自分たちで気づいたことは、やはり取り組み方が違います。

 打ち上げで、ビデオを見返すことができるようになってきました。集中の問題であったり、緊張であったりと、子どもの特性で自分のビデオを見れない子どもが一定数います。ですが、3~4年ほどの経験を経て、大体の子どもが見られるようになるようです。そして、自分への感想だけでなく、チームメンバーの演技を褒めることも出来るようになっていきます。

 今年はカレンダーの関係で、12月公演を行わず、1月二人芝居、3月公演と続きます。

 るびに4人いる高校3年生にとっては、3月が卒業公演になります。彼らは、それぞれがチームの中で大きな役割を果たしてきました。舞台転換の指示を出したり、アドリブで芝居を助けたりまでしてくれるリーダーも、今年度で卒業です。

 最後の公演に向けた活動の中で、後輩へ先輩の技を引きついでいってもらえたらと思っています。

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