放課後るびでは、1月二人芝居と、3月公演の練習がはじまりました。
月、水、土×2、日×2の、6つのチームが、3月公演に向けて、それぞれのチームのやり方で企画を考えたり、台本を作ったりをはじめました。
るびには、今年度に卒業する高校3年生が4人いるので、3月公演は、卒業公演を兼ねます。それを意識して、卒業式を題材にするチームがいくつか出てきました。数年前までの卒業公演では、お芝居を作り上げることで精一杯のチームが多く、「卒業だから」と、特別な芝居にしようとするチームは少数でした。
5年、芝居を続けてきたことで、「自分たちは多少変わったことをしても、なんとかできる」という自信がついてきて、少し欲張った企画を立てるようになったのだと思います。
また、毎年1月に行う一人芝居を、今年は「二人」芝居として、少人数グループで発表できるようにしてみました。
1月一人芝居は毎年、「演劇」と言う枠を外して、ダンスやマジック、歌、映像作品など、自分のやりたいことを発表できる機会でした。その、「なんでもありなところ」はそのままに、今年は一人の参加でも、三人の参加でもOKとしました。
ここでも、3月公演の打ち合わせで見かけたように、毎年多かった「YouTubeで見たものをマネする」「前例のあるものをする」と言う子どものやり方から、「自分が今やりたいものをやる」といった自主的なものに変化してきたように思います。
その証拠に、マジックを自分で練習して来たり、映像作品の台本を書いて来たりと、「自分がやりたい」からと、家でも取り組んでくる子どもが増えました。
さて、2025年1月に、るびへの参加を考えているご家庭向けに、体験ワークショップを企画しています。毎年1・3・8月に行っているこの体験ワークショップでは、10分のお芝居を作り、上演をするところまでを体験できます。
もうすぐ100人を超えそうな子どもたちに体験してもらいましたが、その中で経験者は2人だけでした。「演劇は自分に合っているの?」「楽しいの?」「……こわくない?」など、いろいろな思いを持って参加をしてくれましたが、みんな、だいたい、はじめてです。
ドキドキしすぎて、当日来れなくなる子どもも、年に何人かいます。
舞台袖から声だけで参加をしたり、逆に緘黙なのでマイムで芝居をしたりと、参加の仕方も、参加するかどうかも体験なので自由ですから(実際には、出れなくなったり、声だけの参加になったりすることは、るびでの公演でもわりとあることなのですが)、お気軽にお申し込みください。
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